この度、特別養護老人ホームいわせ長寿苑の施設長に就任いたしました、大竹浩史と申します。 当苑は「共に生き分かち合える毎日」という運営理念のもと、地域の皆様と支え合い、共に歩んでまいりました。 「利用者様お一人おひとりがこれまで大切にしてこられた地域とのつながりを絶やすことなく、その方らしい豊かな人生を最後まで送れるよう心を込めて支援させていただく」これが私たちの使命です。 私自身、いわせ長寿苑の開所当初から現場に携わってまいりました。 利用者様やご家族の皆様と共に歩む中で、私が最も大切にしてきたのは「一期一会」の精神です。 お一人おひとりとの出会いは、その方の人生の一瞬に関わらせていただく、かけがえのないご縁だと感じています。 その方の物語に耳を傾け、心を通わせることで、日々のケアはより深く、豊かなものになると 信じております。また、ご家族の皆様に安心して大切な方をお預けいただくためには、「根拠に基づいた介護」の実践が不可欠です。 私たちは介護・看護、福祉の専門職です。現場で培った経験に加え、最新の知識や技術を積極的に取り入れ「その方にとって本当に必要なケアとは何か」を常に問い続け、質の高いサービスの提供に、職員一同、全力で取り組んでまいります。 大切なご家族を施設に託すという大きな決断には、多くのご不安やご心配が伴うことと思います。 私自身、ご家族の皆様のお気持ちに深く寄り添い、どんな些細なことでも気軽にご相談いただける、開かれた存在でありたいと願っております。 地域に根差し、皆様にとって身近で親しみを感じていただける施設であり続けるため、一層努力してまいります。 今後とも、いわせ長寿苑への変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年7月1日 特別養護老人ホームいわせ長寿苑 施設長 大竹 浩史